自分で言うのもなんですが、実は私、以前はなかなかの敏腕営業マンでした。
営業マンが100人以上いる会社で、営業成績はいつもトップクラスでした。
当時は、それなりの年収もいただいており、それなりに満足していました。
でも、営業といっても、あなたが想像するような法人相手の営業ではなく、個人(一般消費者)相手の営業でしたので、
「法人相手の営業ってカッコ良いなぁ!」という憧れのような思いが常にありました。
そんな中、ちょっとしたキッカケで『法人相手の営業をしたい!』『IT企業で働いてみたい!』という思いが強くなり、
勢いでIT系ベンチャー企業に転職しました。
すると…、
契約が全く取れないんです。
得意の”笑顔”がぜんぜん役に立たないんです。
自分の武器は”笑顔”しかありませんので、すごく焦りました。
『明日は取れるかな?』と、帰宅してからも翌日のことを心配するようになりました。
次第に、翌日のことを考えて眠れなくなっていきました。
そして、朝も、会社に直行せずに、公園などに立ち寄るようになりました。
こんな状況が1か月間くらい続き、とうとう会社のあるビルに入れなくなってしまったのです。
会社に行きたくないのではありません。
会社の近くまで行くと、心臓がドキドキして、体が震えて、足が動かなくなるのです。
上司から『大丈夫か?最近、何かヘンだぞ?悩み事があるなら相談してくれな!』と、何度も何度も気遣っていただいたのですが、
「会社にバレたらクビになるかも知れない!」と思い、何とか理由を付けて直行直帰を繰り返していました。
どうしても会社に行かないといけないときは、始発に乗って3時間前までには会社の近くにいるようにして、
何度もチャレンジして、何とか会社のあるビルの中に入りました。
でも、会社に入るとすぐに物凄い吐き気が襲ってくるのです。
そして…、
とうとう会社にバレてしまいました。
その日、夕方に上司から電話があり、1時間後にとても重要な会議を行うことになったから今すぐに帰社してほしい、というのです。
たった1時間の準備時間で会社に入れるはずがありません。
私は『どうしてももう1件回りたいので、今日も会社に戻らずに直帰したいです。』と上司にお願いしました。
すると、上司から『では直帰していい。でも、明日、話がある。』と言われてしまったのです。
翌日、私は、正直に全てを話しました。
すると上司から『そうだったのか!ずっとヘンだと思ってたんだよ!でも、そんなことで良かったよ!俺はてっきり、会社に対して何か悪巧みしているんじゃないか?と思っていたんだよ!俺が上手に社長に言っておくから、お前は早く治るようにがんばれよ!』と優しい言葉をいただきました。
涙があふれて止まりませんでした。
それから…、
緊張の糸が切れてしまったせいか、
出社できないどころか、最寄の駅から電車に乗れなくなってしまったのです。
改札を通ってホームまでは行けるのですが、会社方面の電車に乗れなくなってしまったのです。
電車が来ると、体がブルブル震えて身動きがとれなくなってしまうのです。
足が一歩も踏み出せず、体が全く動かなくなってしまうのです。
「もうダメかも知れないな。治らないかも知れないな。」とあきらめかけていた頃、上司から電話がありました。
『どうだ?治ってきたか?ネットでいろいろ調べてみたんだけどな。そうしたらこんなのあったぞ!こんなのもあったぞ!』と教えていただきました。

今、私は、元気に敏腕営業マンやっています!^^
上司と、上記のサイト運営者にとても感謝しています。^^
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